藤沢市文書館は、本年7月1日に開館50周年を迎えました。これを記念して「All about Fujisawa City Archives ー今こそ知ってほしい 藤沢市文書館ー」を開催します。
 当館は、市長部局の市民自治部市民相談情報課に所属します。
 当館の業務として「藤沢市文書館条例」では、歴史資料(古文書等)の収集、整理、保存、研究、一般への閲覧が定められています。収集した資料を普及・啓発のために公開するなど、博物館や図書館と同様の社会教育の役割も持ちます。
 しかし、行政資料(公文書や行政刊行物)が歴史資料と並んで当館が取り扱う資料の一つであることで、当館は社会教育にとどまらないアーカイブズとしての役割を担っています。
 歴史資料と行政資料を、藤沢市の過去・現在の姿を未来に伝える資料として、当館では車の両輪のように等しく取り扱っています。こうした当館の特徴は、どのように出来上がったのでしょうか。また、これら2系統の資料をどのように収集、整理、保存しているのでしょうか。
 この展示では、当館の成り立ちから日々の業務まで、文書館の全容をお見せいたします。ご来館いただいた皆様に、藤沢市文書館の全容を知っていただければ幸いです。

 2024(令和6)年11月1日
      藤沢市文書館長