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藤沢市史ブックレット4 小笠原東陽と耕余塾に学んだ人々
『藤沢市史ブックレット』は、藤沢市の歴史をわかりやすく伝えるための手軽な読み物です。
本書は、明治時代の藤沢市羽鳥に存在した学校「耕余塾」についてまとめました。
作者・編者 高野 修/著、(続)藤沢市史編さん委員会
目次
はじめに
第一部 小笠原東陽と羽鳥村三觜家
第一 近世末の羽鳥村の概観
農民は納民 羽鳥村におけるいくつかの騒動-近世初期の騒動 近世後期の騒動
小作騒動 小前百姓の駕籠訴- 羽鳥村の概要
第二 羽鳥村三觜家のこと
『皇国地誌』から 『現在の藤沢』から 開拓者としての三觜家
三觜家住宅について
第三 小笠原東陽について
奥山銕四郎の時代 姫路藩士たちの嘆願書 寺侍時代 池上本門寺時代
第四 三觜本家と新宅のこと
三觜本家のこと 東陽、羽鳥の地を踏む 三觜新宅のこと 「遊相日記」の治香とは
三觜家の系図
第五 東陽の羽鳥村移住
近代教育の幕開け 徳昌院から読書院へ 村民教育の成果 三觜姓の子どもたち
第六 相州第一の高等学府
塾舎新築される 耕余塾の見取り図 耕余塾の管理 いくつかの塾名称
耕余塾の入学資格 耕余塾は変則中学
第七 読書院から耕余塾
「学制」と読書院 「渉筆」からの抄録
第八 第三号師範学校の設置
羽鳥師範学校のこと 教員養成は急務であった 東陽の開校式挨拶文
第九 耕余塾の教育内容
読書院と耕余塾のカリキュラム 耕余塾の学塾願から 経世済民の教え
英漢学をおさむること 耕余塾の授業点描 耕余塾の塾生生活 教師は助教師だった
東陽の逸話から 半漁先生のこと 御霊社の幟 平民は天民なり
第一〇 耕余塾の教則及び教科書
耕余塾の教則 耕余塾独自の教科書 耕余塾では英語を重視した
第一一 東陽と斯文学会
漢学教育の殿堂 斯文学会員としての東陽
第一二 耕余塾から耕余義塾へ
「義塾」は近代教育の先駆け 「中等教育」の改革
第一三 耕余塾の維持
地元の政財界人が支えた
第一四 東陽の著作物
『単語篇』のこと 刊行されなかった『続単語編二』 「漢史一斑鈔解」
「小学文材」のこと 『耕余集』は塾生の作品 『東陽遺稿』 畏友たちの序文
簡要なる「東陽小笠原先生小伝」
第二部 耕余塾の諸先生と塾生たち
第一 耕余塾の諸先生
耕余塾の先生たち
第二 耕余塾に学んだ人々
第三 耕余塾に学んだ女性たち
第四 自由民権運動と耕余塾
自由民権運動 耕余塾出身者と民権家たち
第五 耕余塾の同窓会
第六 東陽の顕彰碑
東陽建碑
終焉
主な参考文献
協力者・協力団体・資料提供者
あとがき
発行 2013年3月
価格 800円(藤沢市文書館などで販売中)
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